2025年3月24日のセンバツでホームランを打った
横浜高校の3番・阿部葉太さんが話題となっています。
高校2年生で主将を務める、走攻守の総合力抜群の阿部葉太さん。
ドラフト予想など、すでに将来の進路に期待するの声が高まっています。
目次
横浜高校の阿部葉太さんの将来予想
阿部葉太さんの将来予想は、以下のとおりです。
- 中日のドラフト候補
- 東京六大学への進学
1つずつ見ていきましょう。
中日のドラフト候補
阿部葉太さんは愛知県出身であることから、愛知県に本拠を置く中日ドラゴンズの
ドラフト候補になるのでは?といわれています。
阿部葉太さんがドラフトで評価されると思われる点は、以下と考えられます。
阿部葉太さんはバットコントロールが抜群です。
上位指名のためには本塁打量産や、
5割以上の高打率など印象づける活躍が必要になると、考えられます。

センバツでのパフォーマンスから目が離せないですね。
東京六大学への進学
阿部葉太さんは東京六大学への進学の噂がありますが、明確な根拠は見つかりませんでした。
東京六大学野球とは、6つの大学(早稲田・慶應・明治・法政・東大・立教)による野球リーグ。
横浜高校が東京六大学野球の東大と試合をしたことがきっかけで、話題になったようです。
横浜高校が13-1で圧勝しました。試合の後に、阿部葉太さんはこう語っています。※一部抜粋
自分たちは野球が受験勉強。野球で結果を出せば、進路が広がる。
野球は受験勉強の一環だと、監督から話をしていただいている。
引用元:Yahoo!ニュース
「考える力というのは本当にすごいなと感じた」とも言っており、
大学進学で頭脳戦に磨きをかけていくことも考えられます。
阿部葉太生い立ちと経歴
阿部葉太さんの生い立ちや経歴を知ることで
人となりや技術力がいかに培われたかを紐解くことができ、将来像も見えてきます。
阿部葉太のプロフィール
阿部葉太さんのプロフィールは以下のとおりです。
阿部葉太(あべ ようた)
生年月日:2007年8月9日
身長・体重:179cm・83kg
出身:愛知県田原市出身
中学・所属チーム:田原市立東部中学校・愛知豊橋ボーイズ
ポジション:センター
投打:右投げ左打ち
特徴:ほぼノーステップ打法
阿部葉太の幼少期
阿部葉太さんは日常的に、家族でプロ野球のテレビ観戦をしていたそうです。
阿部葉太さんの父・一彦さんは、愛知県の中学硬式野球ボーイズリーグや
高校野球の審判を務めており、野球を身近に感じられる環境で育ちました。

イチローのパズルを一緒に作ったこともあるそう!
阿部葉太の野球歴(小学校~中学校)
阿部葉太さんは田原東部小学校で野球を始め、地元のスポーツ少年団にも所属していました。
中学では、愛知豊橋ボーイズに所属します。
中学三年生の時に夏の選手権大会ベスト8の成績で、その技術力が評価されました。

走攻守が揃った選手として、当時から注目されていました!
阿部葉太の野球歴(横浜高校)
阿部葉太さんが横浜高校に進学したのは、
中学2年の夏にかけられた立花祥希さんの言葉がきっかけでした。
立花祥希さんはチームのOBで、横浜高校で甲子園出場しています。
引退後、阿部葉太さんに「甲子園に出たいという気持ちはすごく大事だけど、
出るためにどこのチームを選ぶかも重要だよ」と言葉を残したといいます。
1年夏にデビュー、チーム最多安打
横浜高校に進学後1年生にも関わらず、夏の神奈川大会で全試合5番センターで出場します。
3安打デビューで話題になりましたが、決勝で慶応に敗れ、準優勝という結果に。
2年夏に主将となる
異例の主将交代で、阿部葉太さん2年生で主将に抜擢されます。
夏の神奈川大会に出場しましたが、決勝で東海大相模に敗れてしまいます。
ですが、第55回記念明治神宮大会では、27年ぶりに横浜高校が優勝を納めました。
阿部葉太さんの野球の特徴
東海大相模の才田和空さんと並んで、阿部葉太さんは神奈川大会の最多安打を記録し
高橋由伸以来の大打者と言われています。
30年に1人の超逸材とも言われる阿部葉太さんの特徴を見ていきましょう。
バッティングセンスの良さ
ミート力の高い、抜群のバッティングセンスが阿部葉太さんの持ち味です。
体幹を活かした姿勢でバットを構え、右足をすり足でステップし、広角に打つ能力があり、
長打も期待できる打者です。
守備範囲の広さ
阿部葉太さんのバットコントロールもさることながら、足の速さに定評があります。
二塁到達7.5秒台と、プロ野球でもトップクラスに入るほどだといわれます。
なんと、西武ライオンズの源田壮亮さんの
二塁到達7.50秒の記録に並びます。

高校2年生でこの速さなら、まだ伸びそう!
そのため、守備範囲の広さも強みの1つとして数えられるでしょう。
チームをまとめる人間力
横浜高校の村田監督は、阿部葉太さんの人間性も評価し2年生で主将に抜擢しました。

村田監督に「チームを変えてくれ」と言われたそう!
技術力だけでなく、高校2年生にして
リーダーシップやチームワークの重要性を理解している阿部葉太さん。
その人間性が今後さらに技術力を高める土台になりそうです。
まとめ
プロ野球のスカウトも、早くから注目の目を向ける阿部葉太さん。
走攻守の総合力は、今年の高校生外野手で1、2を争うといいいます。

センバツ後も阿部葉太さんの活躍を見たいですね!
健大高崎の石垣元気さんについては、別の記事で紹介しています。

