「ザ・セカンド~漫才トーナメント~2025」で、ツートライブが優勝しました。
ツートライブは結成18年目にして初の優勝でしたが、SNSでは賛否の声が。
- ツートライブつまらない
- ツートライブ面白くない
- ツッコミがしっくりこない
- 囲碁将棋の方が面白かった
など、優勝したにもかかわらずネガティブな声が多く見られます。
今回は「ツートライブがつまらないと言われる理由」について、調査しました!
目次
ツートライブがつまらないと言われる理由7選
ツートライブが「つまらない」と言われる理由として、次の7つがあげられます。
1つずつ順番に見ていきましょう!
理由①ツッコミが弱くてしっくりこない
ツートライブの評価で最も多かったのが「ツッコミが弱くてしっくりこない」といった声。
たかのりさんのツッコミが、
- ヘラヘラしてる
- テンポが悪い
など、全体的ににリズムが崩れ締まらず「つまらない」と感じた方が多かったようです。
理由②全国的な認知が弱くネタが伝わらない
ツートライブは長年、関西を拠点に活動しているため関西での認知度は高いものの
全国的にはまだ知られておらず、
- ツートライブって誰?
- 初めて見るけど面白いの?
と、初めて見た人にとっては「ネタがうまく消化できない」感覚だったようです。
確かに「○○と言えばこんなネタ」といったように、
視聴者には見る前から「無意識の期待」があるように思います。
全国区のテレビ出演が少なかったためか、認知度が低いために
消化不良となり「つまらない」と思われてしまった可能性がありますね。
理由③囲碁将棋など他コンビとの比較
ツートライブが「つまらない」と思われた理由の1つに
囲碁将棋やモンスターエンジンなど、他のコンビとの比較もあげられます。
特に囲碁将棋は「ネタを完成度が段違い」とSNSでも評価が高く
ツートライブのネタと比較して「優勝は囲碁将棋」との意見も多くあります。
笑いのツボは人それぞれですが、SNSでは
ネタの構成やキャラクター設定、リアリティーなどで評価
する声が大多数なので、評価の方法が異なればまた違う結果になったと考えられます。
理由④好き嫌いが分かれる芸風
ツートライブの芸風は、周平魂さんの「イキリのキャラ」をボケとしたスタイルです。
この芸風が、
- わざとらしい
- クセが強いだけで面白くない
と、見ている側が感情移入できず「つまらない」という評価になってしまった側面もあります。
好き嫌いが現れやすい芸風であるといえそうです。
理由⑤ネタの構成やテーマが分かりにくい
ツートライブは上述の他のコンビとの比較でも挙げたように、
- ストーリー性がいまいち
- テーマがよくわからない
- 構成や設定が甘い
といったように「内容が伝わりづらい」「現実離れしている」との指摘もありました。
ザ・セカンドでは、具体的に次のような声があります。
- 1本目:ジビエネタは途中で意味がわからなくなった
- 2本目:8歳から修行する料理人の設定が、中途半端で笑えなかった
- 3本目:フリーメイソンネタは意味不明、雑すぎて伏線も回収されず混乱した
見ている側が「理解して共感できる」ネタでなかったため、
「つまらない」となってしまったようです。
それに比べ、モンスターエンジンは実体験をもとに漫才のネタとしていて
「分かりやすく、共感しやすかった」とSNSでも高評価を得ていました。
理由⑥誰もがイメージできるワードでない
ツートライブが優勝したにも関わらず「つまらない」と賛否が分かれた理由として
漫才に「万人受けしない」ワードを使っていることも挙げられます。
ザ・セカンドで出てきたワードとして、例えば
- フリーメイソン
- ブザービート
- マンウィズアミッション
- 遊郭のやり口
など「聞いてすぐに誰もがイメージできるワード」ではないために理解できず、
ネタが頭に入ってこなくなり「つまらない」と思ってしまう部分もあったようです。
視聴者の側に立って、視聴者層に合ったネタ作りが必要なのかもしれません。
理由⑦芸風がテレビ向きではない
ツートライブは劇場経験が豊富で舞台に慣れており、安定感は抜群と言われています。
にも関わらず「つまらない」と言われてしまうのは、
「劇場の空気感ありき」のライブ向きな芸風に理由があるともいえます。
劇場では、
- 意味のない言動
をして笑いを取る場合など、お客さんとの空気がシーンとなることで笑いが成立します。
一方で、テレビは画面越しにそれが伝わらず、賛否が分かれることになったようです。
ツートライブが優勝できた理由
ツートライブが「つまらない」と言われるにも関わらず優勝できたのは、
「高得点」を獲得できたからに他なりません。
では、どのようにして高得点に至ったのか「審査方法」を見てみましょう。
ザ・セカンドの得点は観客による審査
大きなポイントとなるのが、ザ・セカンドは「観客による審査」であること。
M-1グランプリなどのプロ芸人による審査方式とは違い、
「お笑い好きの一般人」100名が点数をつける方法となっています。
3点満点で、
- 3点:とても面白かった
- 2点:面白かった
- 1点:面白くなかった
といった具合に評価されます。
この「観客による審査」にはメリット・デメリットがあります。
メリット
- 一般人のため、忖度がない
- テレビの視聴者と近い反応が、点数に現れる
デメリット
- 技術や構成力など、プロの専門的な視点が入らない
- 観客の好みや、その場の空気に左右されやすい
また、今回点数を左右したと言われているのが、審査後に観客がコメントを求められること。
辛口な評価をするとコメントが求められ、場合によっては批判される恐れもあるため
「無難な2点」が増えたとも言われています。
そのため、ツートライブの優勝は
- 審査方法
- 現場の空気感
- 観客の心理
- 出番順
など、ネタの評価だけではない要因も影響したと考えられます。
まとめ
ツートライブが「ザ・セカンド」で優勝したにも関わらず
「つまらない」と言われる理由について、SNSの声をもとにまとめました。
今回の「つまらない」と言われてしまった理由は、
「テレビ慣れしたネタの対応でなかったこと」が大きいのではと、個人的には思いました。
賛否が分かれるということは、伸びしろがあるということでもありますよね。
この賛否を受けてツートライブが
良い意味で「どう変わっていくのか」期待したいと思います😊